ケアマネージャーとは?仕事内容とお給料~概要編~

1.ケアマネージャーの受験資格・合格率は?

ケアマネージャーさんの受験資格は主に2種類あります。
いずれも実務経験が5年以上となっていますので、簡単には取ることができない資格となっています。

国家資格に基づく業務に通算5年以上かつ900日以上従事する者

国家資格

→医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、視能訓練士、柔道整復師、精神保健福祉士、栄養士、管理栄養士

施設等での相談援助業務に通算5年以上かつ900日以上従事する者

受験者数は毎年10万人を超える人気資格です。合格率はおおむね13%~15%ほどです。

2.ケアマネージャーの役割は?

正式名称は介護支援専門員です。
介護保険制度に則り、「利用者本位」、「自立支援」を推進します。

介護が必要な高齢者の方々が、心身の状態や家庭環境に即した介護サービスを継続的に受けられるよう、行政や各事業者との調整が主な業務です。

高齢者介護に関する幅広い知識、利用者さんやそのご家族が抱える悩みを共有します。
利用者さんやそのご家族が何を求めてるか、信頼を得て、問題の本質を探ることも大きな仕事の1つです。

実務としてケアマネージャーさんのお仕事は2つに分けられます。

介護認定に関する業務

介護保険制度を使ってサービスを利用するには、各自治体に「介護認定申請書」を提出し、介護認定を受けなければいけません。

申請時にケアマネージャーは本人に変わって申請書を作成して提出することができます。
また市町村から「認定調査」を受託する場合もあります。

認定調査では介護認定申請を行った高齢者の方を訪問し、心身状態や家庭環境を調査します。調査資料は介護度を決める「介護認定審査会」に提出され、その後、申請者の介護度が決定されます。

介護支援サービスに関する業務

介護認定を受けた利用者さんに介護度ごとに決定されている単位数の制限内でケアプランを作成します。
ケアプランは利用者さんにとって、最適のプランを立てるだけでなく、できる限り自立した生活が送れるよう目標を設定します。
そのために他職種との連携や、情報収集を日々しなければなりません。

初めて介護サービスを受ける場合や新しいサービス(例えばヘルパーさんだけのサービスだった方が通所介護に行くなど)が入った場合などはサービスする事業所の要の職員さんを集め、『担当者会議』を行います。
そこではケアマネージャーさんを中心に利用者さんに対するサービスを皆さんで確認し合います。

介護サービス給付に関する業務

介護保険制度では介護度に応じて給付単位数が違います。
介護度に応じて単位数が違います。(1単位おおよそ10円。円換算で5万円~40万円ほどまで介護度によって使える単位数に制限があります。)

介護サービスを利用する場合、所定の単位数を超えたサービスを受けた場合は、全額自己負担となります。

そのため、ケアマネージャーは、担当する利用者さん一人ひとりに対して「支給限度額」を確認するとともに、毎月の利用料金負担額を計算し給付の管理を行わなければなりません。各事業所で受けるサービスと受けたサービスを取りまとめ、数値の一致をさせます。

そのような給付費の管理も大切なお仕事の1つです。
とてもやりがいのあるお仕事ですね!

3.ケアマネージャーの1日

~居宅支援事業所のケアマネCさんの1日~

8:00 出勤

8:20 事業所に到着

8:30 就業時間スタート

8:30〜9:00 朝礼と業務準備

9:00〜11:00 事務作業、電話対応

11:00〜12:00 ケアプランの作成

12:00〜13:00 お昼休憩。お仲間のケアマネージャーさんとの情報交換をします

13:30〜14:30 福祉用具の選定。業者にヒアリングをしながら、利用者さんに最適のものを選びます

15:00〜16:30 かかりつけの医師やデイサービスセンターの相談員など複数のスタッフを交えてサービス担当者会議を行います

16:30〜17:30 書類業務など事務処理や電話対応をこなし終業します。
訪問の約束によっては残業したり利用者さんの急変などで駆けつけたりすることもあります。

18:00 帰宅。

以上、居宅事業所のケアマネージャーさんの1日の例ごご紹介しました。
ケアマネージャーさんは大きく分けて居宅ケアマネ・施設ケアマネに分かれます。

居宅ケアマネは利用者さん中心にスケジュールを組みます。
フットワークは軽くないといけません。

施設ケアマネは施設の中の他の業務も兼任することがありますので、施設全体を管理するイメージです。
その人にあった働き方ができるのでお仕事を経験されながら決めていかれると良いですね^^

4.ケアマネージャーのお給料

ケアマネジャーは「施設ケアマネジャー」と「居宅ケアマネジャー」にわかれます。

手当ての面で見ると、他業務兼任や夜勤があるため、月収では施設ケアマネジャーの方が高くなる傾向にあるようです。
平均年収
平均年収:394万円(賃金構造基本統計調査調べ)
平均給料:28万円
平均賞与:57.7万円

ケアマネージャー(ケアマネ)の平均年収の範囲はおよそ330~420万円
最大では500万円ほどです。

その会社の規模や残業や受け持つ範囲によっても給与は大きく変わるため、入職時・転職時に十分に確認されることをお勧めします。

 

5.まとめ

高齢者の方々をトータルでサポートするお仕事がケアマネージャーだと思います。
この職種なしで現代の日本のご高齢の方々の安心した在宅生活はあり得ないです。

その仕事の性質や責任範囲などの観点より今年から受験資格が厳しくなりました。
介護関係者はともかくとして、医療従事者とも連携をとらねばならず、習得を求められる知識は広く深いです。

その分やり甲斐はあると思いますが、十分に体調には留意してほしいと思います!ファイトです!

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