看護師の仕事内容・種類とは?~在宅・介護施設編~

1.はじめに

前回は主に病院・診療所における看護師さんの仕事内容や働き方について触れました。
全ては書ききれ無かったですが・・・><今回の記事では公共の施設の介護保険3施設(特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護療養型医療施設)と民間の施設である有料老人ホーム、在宅看護(訪問看護)においての看護師さんの働き方を中心に触れていきたいと思います。

看護師を目指されている方、または転職を考えられている方の何かのきっかけになればと思います^-^

2.介護保険三施設

◎特別養護老人ホーム(特養)での働き方
①利用者様の状態観察・医療処置
利用者様の体調を把握し病院受診の必要性の有無の確認を行います。バイタルチェックを行い、胃ろうや経管栄養など行った場合はその内容を引き継ぎます。

②利用者様の服薬管理
服薬が必要な利用者に対しては、服薬する量やタイミングなどの服薬管理を行います。

③利用者様の急変対応
体調が急変をした場合などには、すぐに対処する必要があれば救急車の手配を行います。

④介護スタッフなどとの連携
看護師より介護スタッフの数が多いため、利用者様の情報の共有を行います。
医療的側面より、利用者様にとって必要なことと不必要なことを伝えることも看護師の重要な役目の1つです。

連携をする上で職種間の考えの違いなどがあるため、それを踏まえた上で相手が納得する形で話を進める工夫が必要です。
この部分がフォーカスされないですが、個人的には重要な役割の1つだと考えています。

◎介護老人保健施設(老健)での働き方
①健康管理
バイタルチェックは常時行います、その他に胃ろう、じょくそうケアなどの医療処置であったり、服薬管理、与薬、口腔ケアを行います。特別な医療処置が必要のある場面は比較的少ないでしょう。

②介護的看護
トイレ介助、入浴介助、食事介助など介護的要素が多い仕事も看護師のお仕事の1つになります。
施設の性質上、生活に直接密接な関係にある場所であるため、看護師は看護師の仕事のみすれば良い・・・ということはありません。

看護の視点で介護に臨む場合、介護職員とは違う目線で助言をすることも利用者さんにとって大きなメリットですね!

③他職種との連携
利用者さんの状態の変化や体調管理は看護師さんが1番把握しています。
しかし利用者さんの生活に密接に関わるのは介護士さんのため両者の連携は欠かせません。

利用者さんが病院に行く時も、医師に症状を伝えるのは看護師さんの役目です。
施設内で働く医療従事者は看護師さんなので必要なことはどんどん共有して最善の関わり方を追求してほしいと思います。

◎介護療養型医療施設(療養病床)での働き方

①医療処置
バイタルチェック、検温、全身の状態観察、合併症予防、感染対策注射、点滴、採血、それに付随する処置胃ろうや経鼻栄養等による経管栄養のケア及びそれに付随する処置褥瘡処置吸痰など。
多岐に渡りますね。
またリハビリや緩和ケアなども仕事内容の1つとなります。

②生活介助
配膳準備、食事介助、おやつ介助、与薬オムツ交換、入浴介助、体圧分散及び身の回りのケア。
介護職の方とも連携をとらねばなりません。

③レクリエーション開催
寝たきりの状態、あるいは麻痺によって会話が困難、認知症を発症している方にとっては病院が「生活の場」になります。

関わる職員は患者さんができるだけ快適に生活できるよう、看護だけでなく介護も行う必要があるのですね。

3.有料老人ホームの働き方

【老人を入居させ、入浴、排せつ若しくは食事の介護、食事の提供又はその他の日常生活必要な便宜であって厚生労働省令で定めるものの供与をする事業を行う施設であって、老人福祉施設、認知症対応型老人共同生活援助事業を行う住居その他厚生労働省令で定める施設でないもの】と位置づけられています。

何やら長い位置づけですよね。

有料老人ホームでの看護師さんの働き方

①利用者の方々の健康管理
バイタルチェックや薬の管理、医師の指示を聞くことなどがあります。
病院への付き添いや、そのご家族への説明なども行います。

②ケアアテンダントさんとの情報共有
朝と夕方の申し送りをします。
利用者さんに寄り添ってお世話をするケアアテンダントというスタッフさんと情報を共有します。

ケアアテンダントさんの相談や質問にも真剣に取り組み解決を図らなければなりません。
故に高齢者に対する医療知識も時には必要となります。

下記はそれぞれの有料老人ホームの特徴です!ご参考ください。
◎健康型有料老人ホーム
自立状態の高齢者を対象とした、食事サービスが付いた高齢者施設です。

温泉やスポーツジムどお元気な状態の維持を目的とした設備が充実しており介護が必要になった場合は契約解除し退去しなければならないという厳しいルールがあります。

◎住宅型有料老人ホーム
自立・要支援・要介護の方が入居でき、食事サービス、清掃・洗濯などのサービス、医療機関提携・緊急時対応などのサービス、レクリエーション・イベント等の活動などが受けられる施設です。
なんでもそろってますね!

介護が必要になった場合は、介護サービス事業所と個人で契約をしてそのサービスを受けることが可能です。
住宅型なので自由度は高めですね^-^

◎介護付有料老人ホーム
介護が必要になったときにスタッフがサービスを提供する施設です。

食事・清掃・洗濯などの生活支援サービス、入浴・排せつ介助などの介護サービス、リハビリ・機能訓練、レクリエーション・イベント等の活動などが入居者の状態に合わせて提供されます。

4.その他の施設

介護系の施設では下記のようなものがあります。
・サービス付き高齢者住宅(サ高住)
・グループホーム
・DAYサービス(通所介護)
・軽費老人ホーム(ケアハウス)

介護職員と看護職員がそれぞれの施設のルールに則り、利用者さんのケアにあたります。
いろんな職種の人が協力して地域の高齢者の方や身体の不自由な方のお手伝いをするのですね!

5.まとめ

様々な種類の介護施設がありますが、共通するポイントは介護スタッフの方との連携ですね。
実際は看護と介護の利用者さんに対する考えj方の相違によりうまく情報共有ができない時もあります。
でも利用者さんに気持ちよくサービスを利用してほしい!という気持ちは同じです。

制度面でも国が補助をすること、地域の人たちも理解を示すこと、家族さんも協力的にすることなど、皆が協力して初めて地域包括的なサービスが成り立つと考えます。
まだまだ問題は山積みですが、日本の課題として少しずつ取り組んでほしいです。(もちろん自分もです!)

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